
自動車整備科
- 2年課程
- 全日制2年/定員130名
最短距離で夢の業界を
目指す2年間
自動車整備科では、2級自動車整備士資格を取得することを核に、学科で理論を理解し、徹底的な実習で自動車業界で即戦力として活躍できる程の自動車技術を身につけます。
さらにはビジネスコミュニケーション能力なども習得し、お客様から充分な満足と信頼を得られる一流のサービスエンジニアをめざしていきます。
目指せる進路
9割以上の学生が
トヨタディーラーで
整備士として就職
TOYOTAの販売会社は全国にあります。そのネットワークを活かし、出身府県にUターン就職が可能です。
学びのポイント
自動車整備科はサービスエンジニアとして働くうえで必要な、国家2級資格を最短の2年間で取得可能です
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POINT
01プロの技
現場で通用するレベルまで
磨き抜かれる力すべての学生が存分に「見て、触れて、感じて」学べるように、約4人に1台の豊富な教材車を用意。トヨタ販売店の現役エンジニアがプロとして活躍できる技術を直接伝授します。
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POINT
02最新技術
TOYOTAの
最先端技術・知識基本的な自動車知識・理論はもちろん、ハイブリッドをはじめとする“TOYOTA”が誇る最先端のカーテクノロジーまで、最先端の教材車・機器がそろった充実の実習環境の中で着実に身につけます。
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POINT
03社会人基礎力
プロフェッショナルとしての
ビジネスマナー挨拶や身だしなみ、ビジネスマナーといった社会人としての素養もプロフェッショナルに求められる条件です。接客やパソコンなども含め、現場で必要となる力を習得していきます。
学びの流れ、カリキュラム
世界の“TOYOTA”が誇る自動車整備技術はもちろん、お客様対応もしっかりとできる専門知識とコミュニケーション能力を磨き、
自動車業界の期待に応えられる人材へ。新しい時代の優れたサービスエンジニアをめざし、2年間でさまざまな能力を身につけていきます。
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1年
前期基礎からしっかりと学ぶ
実際の自動車で基礎構造や機能を学び、整備に必要な工具の名称や使い方も習得する
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自動車の基礎構造・機能を理解
実際の自動車で基礎構造や機能を学ぶことからスタート
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整備の基本を体得
繰り返し整備作業を行い、しっかりと技術を身につけます
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エンジン分解・組付に挑戦
エンジンをバラバラに分解⇒組み付け⇒エンジン始動にチャレンジ
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機器の取り扱いをマスター
整備に必要な工具や機器の操作の覚えます
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1年
後期専門知識を身につける
ハイブリッド車の整備に必要な資格取得や電子制御の基本、
各種計測機器の取り扱いを習得する-
自分で考え、行動する
課題に対して自ら考え、最適な作業を行います
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計測技法をマスター
電子制御の基本を各種計器類を用いて理解します
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ハイブリッド整備に必要な資格取得
ハイブリッド車の整備に必要な資格を取得(低圧電気取扱 安全衛生教育終了証)
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社会人の基本を身につける
社会人として必要なあいさつ、マナー、礼儀などを身につけます
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2年
前期応用技術をマスターする
実社会で必要となる点検作業や接客応対を学び、
CVT等の高度な技術にも挑戦する-
より高度な機構に挑戦
ディーゼルエンジン、ターボ、CVTなどを理解
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自動車の点検作業
実社会で頻繁に行われる点検の手順、容量を学びます
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専用機器の取扱いに挑戦
ハイブリッドをはじめとした電子制御部分の診断、計測器の取扱いを学びます
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接客対応力を養う
ショールームを模した教室で、接客対応力を実践的に養います
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2年
後期実践力を身につける
診断機器や計測器を用いて故障原因探求やインターンシップを通して実践力を高める
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故障診断力を身につける
診断器や測定器を用いて故障箇所や原因を推測し探求していきます
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自動車検査作業
「車検」と呼ばれる法定点検を実車を用いて実践的に学びます
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新機構の習得
ハイブリッドなどの先進技術をいち早く習得します
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インターンシップ
内定企業でのインターンシップ・実務経験を通じて、実践力を高めます
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資格
取得実技試験免除!
100%の合格率(※)国家2級ガソリン自動車整備士、国家2級ディーゼル自動車整備士資格
卒業と同時に与えられる称号 専門士(工業専門課程) 卒業と同時に与えられる資格 トヨタサービス技術検定3級 取得可能な資格 ・国家2級ガソリン自動車整備士受験資格
・国家2級ディーゼル自動車整備士
・電気自動車等の整備業務に係る特別教育修了証
・危険物取扱者乙種第4類資格 -
編入
更に専門知識を高めるため、高度自動車科へ編入学が可能
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進学
更に専門的な
「板金塗装や二輪(バイク)、レース車両」の
知識・技術を修得するため、
エキスパートエンジニア科へ進学が可能 -
就職
トヨタ系企業への就職率98.9%!就職希望者は100%正社員として採用
学習課程
自動車整備科の技術の学びは、原理を理解する「学科授業」に加え、学科授業の約2倍の時間をかけた「実習授業」で実践的に技術を習得していきます。
さらには技術だけでなくコミュニケーション能力やビジネスマナーといった社会人素養を養う「一般教養授業」が三身一体となり総合的にバランスのとれた人材を育成します。

実習授業
身体が技術を記憶するほどに徹底した実践教育。
最先端の技術が、一つひとつ確かに身についていく
- 豊富な教材車、設備を完備した実習環境で学ぶ
- トヨタ販売店の現役エンジニアが、プロとして活躍できる技術を直接指導
- 反復、応用を重視し自主性や行動力、実践力を養う
教育科目 | 内容 |
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エンジン | ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、特殊機構 |
シャシ | 制御装置、駆動装置、走行装置 |
電装 | エンジン電装、シャシ電装、ボディ電装 |
工学 | エンジンオーバーホール作業、工作作業、車検整備 |

学科授業
自動車工学の理論・知識をしっかり理解し、
自ら考え、判断できる能力を養う
- 実習と表裏一体となり理解が深まる実践型の学科教育
- 部品の構造・作動から総合的な動きを把握できるように
- ハイブリットやCVTなど環境・最先端技術もカバー
教育科目 | 内容 |
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エンジン | ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、特殊機構 |
シャシ | 制御装置、駆動装置、走行装置 |
電装 | 電気・電子理論、エンジン電装、シャシ電装、ボディ電装 |
総合 | 自動車工学、自動車整備に関する法令、機器の取扱い |

一般教養授業
技術だけでは、一流のプロフェッショナルにはなれない
コミュニケーション能力を高め、サービスを学ぶ
- 社会人としてのコミュニケーション能力を実践的に磨く
- 現場で必要となる顧客応対をロールプレイング形式で学ぶ
- 自動車業界の理解を多面的に深める経営・ビジネス科目
教育科目 | 内容 |
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社会人入門 | 自動車産業の概要、トヨタがめざすサービスについて 接客応対、トヨタ顧客管理システム操作 |
教育科目
自動車を構成する機能を、実習授業、学科授業共に「エンジン」「シャシ」「電装」の3つに分けて学習し、それぞれの構造や仕組み、原理を理解し、サービスエンジニアとして必要な知識や技術を習得します。
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エンジン
エンジンの精密な構造や特性を学科で学び、実習では分解と組み付けによって理解を深め技術を養う。さらには、故障の診断や対応まで、高いレベルを身につけます。
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シャシ
クラッチなどの駆動系やブレーキ、足廻りなど、複雑な構造を理解し、点検や作動確認の技術を習得していきます。1年では基礎を、2年次は応用レベルを学習。
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電装
最新のカーテクノロジーを搭載する自動車に不可欠な電気装置を学びます。灯火装置や充電装置などの基礎からエンジンの電子制御やハイブリッドシステムまで習得。