技術サービス職とは
乗用車・商用車など自動車分野、住宅・工場・オフィス関連分野等におけるデンソー･デンソーテン製品をはじめとするさまざまな製品の販売、サービスを行います。
主な仕事内容
技術サービス
自動車部品の故障や不具合の解析、解析結果の報告（製品改良が目的）、修理担当に対するデンソー製品の講習および技術指導。
サービスエンジニア
普通自動車をはじめトラック・バスなどの幅広い車種の自動車用品の取り付け・メンテナンス・故障診断。
必要なスキル・資格
- 自動車知識
自動車整備士の資格は必須ではありませんが、国家1級自動車整備士の資格取得されますと、社内で重要な役割を果たすことができます。自動車の構造、作動原理、自動車のコンピュータ制御への理解および整備方法に関する知識は業務遂行において非常に役立ちます。 - 普通自動車運転免許
社用車を運転し、お客様先へ訪問することがあります。
卒業生紹介
- 岡安 真人さん
- 2019年 高度自動車科卒業
- （株式会社デンソーソリューション
西日本統括支社 サービス統括部
関西サービス部 技術サービス1課
勤務）
現場のエンジニアからも頼られる、
デンソー品質を支える技術サービス職
デンソーソリューションの技術サービス職として、サービス店の技術サポートとデンソー製品の品質情報収集を担当しています。前者は、車両整備に伴うデンソー製品の修理対応を行っているサービス店からの技術相談に対応し、車両の故障診断のサポートを行います。後者では、市場で発生している品質情報やお客様の生の声を収集してメーカーに届け、デンソー製品の品質向上に貢献しています。デンソー品質の最前線で、自分の仕事が製品改善に反映されていくのは、やりがいがあります。
入社当初は右も左もわからず、高度な技術相談の対応に苦労することもありましたが、今ではお客様からの不具合相談時にご指名いただけるようになりました。販売店のエンジニアのトップの方から「デンソー製品ではないのだけど相談したい」と車両全体に対する意見を求められたときは、とてもうれしく感じたのを今も覚えています。
これも、トヨタ神戸自動車大学校のビジネス演習で身につけた「相手が本当に伝えたいことを把握するスキル」を意識して、相手の困りごとや自分にできることを考えながらコミュニケーションしてきたからこそだと感じています。それ以外にも、自動車整備士1級試験を見据えてメカだけでなく電気的な要素も広く学び、現在の業務にも通じる不具合原因を追求する「高難度診断」を経験できたこともとても役立っています。
トヨタ神戸自動車大学校は、国家資格取得だけを目的としていません。自動車知識はもちろん、コミュニケーション能力をはじめとする社会人として必要な知識・スキルを身につけることができます。また、卒業生が自動車業界で多数活躍していることも魅力です。デンソーソリューションにも、たくさんの卒業生がはたらいています。仕事での困りごと・悩みごとも相談しやすく、全国に仲間がいるのはとても心強いですよ。ぜひあなたも、全国のデンソーネットワークを構成するメンバーとして、一緒により良いモビリティ社会の創造に加わってみませんか。
