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サービスエンジニアとは

自動車の整備

自動車の整備は、自動車を安全かつ快適に使用するためには必要不可欠な仕事です。自動車は私たちの生活に深く関係しており、自動車の整備が担う社会的な役割は大変重要なものとなっています。

社会的に役立つ仕事

社会の安全や地球環境を守るためには自動車の整備を適切に行う必要があります。自動車の整備は社会に貢献する大切な役割を果たしています。

技術を活かせる仕事

自動車業界では、ハイブリッド車や電気自動車など自動車の進化とともにその整備に必要な高い専門技術と知識を身につけた自動車整備士が求められています。自動車整備士はそれらの新技術を理解し、適切な自動車整備を行うための技術を身につけ、それを発揮できる仕事です。近年では、新技術に対応した自動車整備のために、コンピュータを活用した診断などの機会も増え、修得した技術を活用する場面が増えています。

将来の展望

近年、自動車整備の技能を習得された方が活躍される場が広がっています。自動車整備の技能を習得後、技術のスペシャリストを目指せるだけでなく、自動車販売など関連分野においても、会社経営に携わる重要なポジションに就く方も増えています。このように最近、サービスエンジニア出身で、習得した技術を存分に発揮して多くの方が活躍されています。

お客様の大切なクルマの整備やメンテナンスを通じて、カーライフを支えていく仕事です。メンテナンス結果の報告や整備後の調子伺いを通じて、お客様と触れ合う機会もあります。エンジニアとしての技術は、さまざまな研修・検定制度を通して磨くことができます。

主な仕事内容

定期点検

12ヶ月点検や24か月点検など、クルマの故障を未然に防ぎ、その性能を保つため、自動車の各装置について国が定める点検項目に従って点検を行います。
また、点検の結果、不具合箇所や不具合が発生しそうな箇所が見つかった場合はお客さまに説明の上、必要な整備を行います。古くなったエンジンオイルや劣化したワイパーゴムなどの消耗部品の交換作業なども行います。

自動車検査(車検)

クルマの安全性や公害防止面が国の定めた基準に適合しているかを確認するため検査を行います。ほとんどのトヨタのサービス工場は車検のできる工場として国の指定を受けているため、サービス工場内に設置している検査設備等で検査を行います。
検査の最終チェックは、自動車整備士の中でも、国に認められた『自動車検査員』が実施します。

故障診断

クルマの調子が悪く相談に来られたお客様に対し、不具合の内容やクルマの使用状況を聞き取り、不具合の状況を確認します。不具合箇所を特定するため、テスターや外部診断機などの機器を用いて問題のある部品を探っていきます。問題のある部品を特定したら、修理し本来の性能を出せるよう調整します。不具合箇所の修理が終了し、お客様のクルマの調子が良くなったら、修理内容についてお客さまに説明し、クルマをお引き渡しします。

必要なスキル・資格